INTERVIEW社員紹介

今の自分の
取り組みが、
未来のエースを動かす
- 山﨑直人
海外事業 営業担当 2016年入社 - 外国語学部で英語を学び、エースに入社。入社1年後に海外事業部に異動した後、1年半の海外実務研修にてアメリカのゼロハリバートン社に赴任。現在はシンガポールや上海のグループ会社と、ベトナム・中国・台湾の代理店を担当する。

入社1年目で巡ってきた
海外へのチャンス
外国語学部で学んでいたため、卒業後は海外事業に力を注いでいる会社で働きたいと考えていました。外資系にも魅力はあったけれど、いきなり現地に駐在するよりは、国内の基盤を活かしながらビジネスがしたい。そんな想いに合致したのが、国内市場を牽引しつつ、グローバルへと視線を向けているエース株式会社だったのです。説明会でも「若手のうちからスピーディーに海外の仕事を任せられる」と聞き、迷わず志望しました。
実際に、入社後は1年目で海外事業部に異動。語学能力も充分とは言いがたく、即戦力ではない自分にも、まずチャンスを与えてもらえたことがうれしかったです。海外事業部では、国外にあるグループ会社や代理店への営業活動と、販売促進にまつわるサポートを行います。たとえば、現地での商談をスムーズに進めるため、提案資料を集めたり、販売施策を考えたり。現地に滞りなく商品を納められるよう、物流の手配も担当します。輸出の手続きから船の手配まで自らハンドリングするため、手間はかかりますが、学びも多いんです。商品のことだけでなく貿易の専門知識も少しずつ身についてきますし、海を越えたビジネスをしている実感が湧いてきます。

地道な作業を積み上げた先に
大きな喜びが待っている
現在担当しているのは、シンガポールや上海にあるグループ会社と、ベトナム・中国・台湾にある代理店です。商品や販売プランの提案、輸出・納品までを一人で進めていきます。国内営業と大きく違うのは、やはり、国ごとの文化でしょうか。そもそものマーケットや所得が異なるため、国に合わせてアプローチを切り替える必要があります。たとえば、色の好み。日本のカバンやスーツケースは黒や紺などのオーソドックスな色が売れるけれど、シンガポールではオレンジ色、中国では赤も人気があります。その国で今何が流行っているか、どんなニーズがあるかを見極めるためには、グループ会社の担当者から定期的にヒアリングをしたり、現地に出張して市場調査したりすることも欠かせません。
距離や時差もある以上、日本から仕事をしていてもどかしく思う場面もあります。でも、言葉や文化の壁で、誤解が生じるのは織り込み済み。お互いの意思ができるだけ通じ合うように、粘り強くコミュニケーションをとるように心がけています。たった一つの商品を届けるだけでも、地道な作業が山のように必要なのです。だからこそ、自分たちの提案が通って商品が到着し、お客さまに選んでもらえた時には、何物にも代えがたい喜びがあります。


僕たちの一挙手一投足が
ブランドとしての
価値を上げる
入社2年目の終わりからは、1年半の海外実務研修にも参加。アメリカにある子会社に赴任して、営業を中心に様々な仕事を体験しました。現地では営業としての商品提案だけでなく、倉庫からの品出しや店舗での陳列手配といった業務も経験。国内のエースなら専門部署が動いてくれるような仕事を、全て一人でやってみることで、自分がこれまでいた環境のありがたさも身に染みました。異国の地で日本製品を販売することの難しさも実感できたように思います。
国内には、エースの製品を信頼してくださっているお客さまがたくさんいらっしゃいます。でも、海外ではブランドとしての認知を高めるところからのスタート。新しく市場を開拓し、ポジションを確立していくのは、全て自分たちの仕事です。今取り組んでいることが今後の会社を作ると思うと、気持ちが高まります。最初は、経験がなくて当たり前。エースに必要なことを自ら考えて、周りの方々からたくさんの知識やマインドを吸収しながら働く姿勢があれば、きっとチャンスを勝ち取れます。社内ではまだ成長途中のグローバル事業だからこそ、自分の存在感を磨きつつ、戦力となって働く楽しみが味わえるはずです。
